大学、社会人、プロのカテゴリーを越えた交流戦「薩摩おいどんカップ2023」で、「東京6大学対東都大学」のプライドを懸けた4カードが行われる。

鹿児島市内の平和リース球場で、25日は東京6大学・法大対東都1部・中大(午前10時)、東京6大学・慶大対東都1部・亜大(午後1時)の2試合。

26日は、亜大対法大(午前10時)、中大対慶大(午後1時)の2試合。

24日に予定されていた6試合は雨天中止となり、慶大は、鹿児島市内の室内練習場で約4時間の練習を行った。

今秋ドラフト候補に挙がる広瀬隆太内野手(3年=慶応)はスカウトが熱視線を送る中、フリー打撃で快音を響かせた。

今季初のオープン戦となる25日は、22年の大学野球選手権で優勝した亜大と対戦。慶大は、同大会で21年に優勝している。「初戦なので、今年のいいスタートが切れるように頑張りたい」と意気込んだ。

東京6大学で現役最多の13本塁打をマーク。主将として臨む今季へ、さらに打撃に磨きをかけた。「今まで練習で試してきたことを、オープン戦でいろいろな球に対応できるように、シフトチェンジしていきたい」と話した。

「薩摩おいどんカップ2023」には、亜大や東京6大学の慶大、立大、法大、東大の4大学が参加。社会人からは、昨年の都市対抗野球で優勝したENEOSや、日本選手権で優勝したトヨタ自動車が出場。NPBからは巨人、ソフトバンク、WBCに出場する中国代表も参戦する。

【出場チーム】

★大学

慶大、立大、法大、東大、亜大、中大、筑波大、八戸学院大、福岡大、大分大、広島経済大、神戸学院大、西南学院大、日本経済大、鹿屋体育大、鹿児島大、第一工科大、鹿児島国際大

★社会人

ENEOS、トヨタ自動車、JFE東日本、JR東日本、エイジェック、パナソニック、JR東日本東北、NTT西日本、JR九州、鹿児島ドリームウェーブ、薩摩ライジング、嘉麻市バーニングヒーローズ、新海屋、火の国サラマンダーズ、大分B-リングス

★NPB

巨人、ソフトバンク

★WBC出場国

中国代表