西武が14日、新球場エスコンフィールドのこけら落としとして日本ハムとのオープン戦に登場する。数多くの球場でプレーしてきた栗山巧外野手(39)は「いきなり公式戦じゃなくオープン戦なので、そのへんは良かったなと思います。楽しみです」と話した。

通算2000本安打を達成したバットマンでも「守備走塁の方がまずは頭に入れておくことが多いのかと思います」とする。「ダイヤモンドの中はある程度、景色にさえ慣れたら。ファウルゾーンは話題にもなってたし、パスボールの跳ね返りがどうなんやとか、そういったところ。外野手なら横のファウルゾーンの距離感がつかめたらプレーも難なくできると思うので」。今季は外野でのスタメン出場に意欲が強く、この2試合にも意欲十分だ。

同じ外野の鈴木将平外野手(24)は「打席での見え方、フライの見え方。新しい球場でやるって地方球場以外全くないので、そういうのも楽しみですね」と、柘植世那捕手(25)も「どこが見えにくいとか景色を確認したいですね。キャッチャーフライ、ファウルゾーンの広さとかの確認も」と選手それぞれにテーマを持って新球場に足を踏み入れる。

松井稼頭央監督(47)は「(北海道に)行くメンバーはある程度みんなに出てもらいたいな、感じてもらいたいなとは思っています」との方針。記念すべき1番打者については「1番打者、こけら落とし、ふさわしいバッター…そこはまだ打順は決めてないですけどね」と、当日のお楽しみとなった。【金子真仁】