腰の張りで侍ジャパンを離脱した広島栗林良吏投手(26)が18日、本拠地のマツダスタジアムでブルペン投球を再開した。捕手を座らせた状態で変化球も交えて43球を投げ「100%でいけました。自分としては感触はよかった」と、患部に痛みも感じることなく投げられたと明かした。

栗林は16日に広島市内の病院で「腰椎椎間板症」と診断された。画像による所見では深刻な問題は見られず、今後は状態を確認しながら開幕へ調整を進めていく。開幕までの青写真について、栗林は「チームの(予定も)ありますし」とチーム事情を踏まえた上で「オープン戦で2試合投げられたらベストです」と語った。

この日はグラウンドで新井監督とも話し「残念だったけど(気持ちを)切り替えるのは難しいと思うけど、時間はあるから、しっかり一緒に頑張ろう」と激励を受けた。周囲の心遣いも支えにしながら、開幕を目指していく。

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