ヤクルトの主砲で侍ジャパン村上宗隆内野手(23)が決勝進出を決める殊勲打を放ったことに高津臣吾監督(54)が目を細めた。以下、一問一答。
-WBC準決勝で村上がサヨナラ打
「良かった。あと1試合なのでどんな形であれ、少し苦しみましたけど、精いっぱいやってほしいなと思います。本当にいろんなものが詰まった準決勝だった。こういう試合があるから野球って楽しいな、難しいな、すばらしいなとか思ってくれると思うので、最後にムネが打ってすばらしい試合になりましたが、あと1試合頑張ってほしい」
-テレビで見ていた
「テレビで見ました」
-苦しんでいるときに連絡したか
「秘密です」
-スワローズの4番が決めたということに誇りを感じたか
「クラブハウスで見ていました。クラブハウスにも僕の部屋があったり、コーチ室があったり、ミーティングルームがあったり、サロンがあったり、いろんなところにテレビがあって、それをみんなが見ていて、あの瞬間はすごい歓声でしたよ。僕だけでなくチームメートも国民の皆さんも願っていた。ホームランではなかったですけど、そういう1本だったと思います」
-監督も大歓声を上げた
「僕は意外とじっとしていた。ああいう時、声でない」
-目頭が熱くなった
「にはならないけど、ちょっとホッとしました」
-クラブハウスが揺れたという感じか
「う~ん、揺れたら耐震が怪しいんで、まあでもそれぐらいの大騒ぎでしたよ。(山田)哲人も打ったからね」