メジャー経験もある西武松井稼頭央監督(47)が、侍ジャパンの世界一を「本当におめでとうございます。感動しましたし、しびれたし、全ては見れなかったですけど、すごかったです。鳥肌が立ちました」と祝福した。

西武からは山川穂高内野手(31)と源田壮亮内野手(30)が出場した。源田は右手小指を骨折しながらのプレーだった。指揮官は「源田もこれだけのプレッシャーの中でやってきましたから。ケガのこともありますしね、そこもしっかりと本人と話し合って」とし「少し時間をとるのか、どうやって開幕にベストに入っていけるのか。そういうのも踏まえて本人といろいろ話したいです」と今後について口にした。

ケガをおしてのプレーについては「WBCにかける思いは非常に感じました。最後の最後まで侍ジャパンの一員としてケガもありながら出てくれたことは野球人としてもそうですし、本当にすごいなと思いました。本当に明日、笑顔で戻ってきてくれたらいいですね」と話した。

チームでは4番に座る山川も、今回のWBCでは打席数が少なかった。ペナント開幕までは残り10日を切っている。「本人が(オープン戦で)打席に立つというのであれば、そこの試合ももちろんそうですけど」と、残り3試合のオープン戦に出場するかどうか、本人の意見を尊重したい意向を示した。【金子真仁】

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