阪神小幡竜平内野手(22)が持ち前の強肩を発揮してチームの窮地を救った。

1点を返された直後の7回2死一、三塁。岩崎が2番宮崎に左中間を破られる二塁打を浴びて、三塁走者が生還。中堅近本光司外野手(28)の返球を遊撃の定位置後方付近で受けた小幡がすかさずバックホーム。本塁突入を狙った一塁走者佐野をワンバウンドのストライク送球で刺した。追加点を阻止する大きなプレーだった。

春季キャンプから中継プレーの重要性を徹底的にたたき込んできた岡田監督は「もうあれ本当に大きかったね。(DeNAの)打順的にもね」と目を細めた。小幡は「(二塁の)中野さんの『ホーム、ホーム』という声もずっと聞こえて、それで一発でいけた部分もありますし、京セラはバウンドすれば(ボールが)すごく加速するので、そこは計算してうまく投げることができました」と胸を張った。

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