ソフトバンクがアーチ攻勢で主導権をつかんだ。

0-0で迎えた6回1死二塁。FAで新加入した2番近藤健介外野手(29)が、移籍後初アーチを右中間席へと運んだ。カウント1ボールからカットボールを捉え、5回まで1安打に封じられていた田嶋から先制2ラン。さらに柳田の内野安打で1死一塁とすると、4番栗原陵矢内野手(26)が3号2ラン。電光石火の攻撃で4点を奪った。

近藤は、その裏の左翼守備の際に、ファウルの飛球を追いかけフェンスに激突。倒れたときにグラウンドで頭を打った。担架が用意されたが、再び守備位置に戻るガッツを見せた。

昨季はマジック「1」としながらも、最終戦で敗れ、オリックスと勝率で並び、直接対決の結果(10勝15敗)でリーグ優勝を逃した。宿敵との今季初の敵地3連戦。雪辱に向け、リードを奪った。

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