春季高校野球神奈川県大会(8日開幕)の組み合わせ抽選会が6日、保土ケ谷公会堂で行われた。決勝は5月6日に横浜スタジアムで行われる。

【展望】

今春のセンバツで、昨夏覇者の仙台育英(宮城)相手に大健闘の戦いをした慶応は高い打撃力を誇る。西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(55)の次男、勝児内野手(2年)を軸に攻撃力抜群で優勝候補筆頭だ。同ブロックでは、昨春の県大会で4強入りした公立の藤沢清流が相手候補になりそうだ。

対抗は県大会を2季連続で制している横浜。U18代表候補の杉山遙希投手(3年)と緒方漣内野手(3年)の2人をそろえ、3季連続で県大会優勝を狙う。2回戦からのスタートで、3回戦では昨春優勝の桐光学園とぶつかる可能性が高い。

春夏通算23度の甲子園出場、21年春にセンバツ優勝を果たした東海大相模は、順当に勝ち進むと4回戦で公立の古豪・横浜商と対戦することになりそうだ。