4連敗中の巨人が電光石火の一打で先手を取った。現役ドラフトで楽天から加入したオコエ瑠偉外野手(25)が、移籍後初本塁打となる初球先頭打者本塁打を放った。

「1番左翼」で先発出場すると1回先頭、広島の先発左腕・玉村の初球直球を捉えた。楽天時代の19年4月28日ロッテ戦(楽天生命パーク)以来、4年ぶりとなる1発を左翼席に運び「初球から思い切りスイングしようと思っていました。フェンス直撃かなと思って全力で走っていたけど、入ってくれて本当に良かったです。先制することができて良かったです」と豪快な柵越えを振り返った。

ベンチに戻ると、ナインと笑顔で“ロータッチ”。移籍後初本塁打を喜んだ。