中日が連敗で9年ぶりの開幕3カード連続負け越しとなった。

不振の岡林を2番に下げ、カリステ、ビシエド、アキーノの3助っ人によるクリーンアップと打線を改造。しかし、初回1死一、二塁の先制機に、ビシエド、アキーノが凡退すると、その裏に先発福谷がつかまった。先発では自身最短の1回6失点と大炎上。試合の流れは一方的となり、DeNAの継投の前に散発5安打と沈黙した。

開幕から8試合を終え、4度目の零敗。立浪監督は「ちょっと多すぎますよね。投手にも先に点を取られてはいけないとプレッシャーになっている。打線が点を取らないと状況は変わらない」と、肩を落とした。

チーム総得点は12球団最少の12点で、1試合平均1・5点。リリーフ・ロドリゲスが失踪中で、助っ人野手4人を出場選手登録しているが、来日8年目のビシエドも打点ゼロ。メジャー通算41本塁打の新外国人アキーノも出場3試合無安打と元気なく、昨季からの課題である得点力不足は引きずったままだ。指揮官は「もうちょっと試合に出して、何か感覚をつかんでもらうしかない」と助っ人陣の覚醒に期待した。【伊東大介】

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