大経大・津田淳哉投手(4年=高田商)が8回途中無失点で勝利に導いた。

6回に自己最速を1キロ更新する151キロを計測。得意のスライダーを駆使して得点を防いだ。8回のピンチで林翔大投手(3年=乙訓)の救援を仰いだ。

津田は高田商では2番手投手。3年夏は奈良大会の決勝で智弁学園に敗れた。大学で成長を続け、入学時から体重は10キロ、球速も16キロアップ。この日はネット裏でチェックをするスカウトの姿も見られた。「今はリーグ優勝しか考えていませんが、個人的には絶対プロに行きたい」と夢を描いた。

大経大は今年からプロで豊富な指導経験がある高代延博監督(68)が率いる。2投手の無失点リレーがはまったことに「これがうちのパターン。一番は津田が完投してくれたらいいんだけど」と、エースに1段上のレベルを求めた。