シーズン開幕直前に亡命したとみられる中日のジャリエル・ロドリゲス投手(26)が27日、自身のインスタグラムを更新し、ファンに感謝と謝罪のメッセージをつづった。

ロドリゲスは中日のユニホーム姿でプレーする写真とともに「この写真は私にとって美しい思い出。3年間応援してくれた全てのドラゴンズファンに感謝している。そして、突然契約を破棄したことを謝罪したい。しかし、MLBでプレーしたいというキューバではかなえられない夢を追うことに決めた。これまでの情熱、信念、自己統率力があれば実現できると信じている」と投稿した。

ロドリゲスは20年1月に中日と育成契約し、8月に支配下登録。2年目までは主に先発として起用され、リリーフに回った22年は56試合で6勝2敗39ホールド、防御率1・15を記録。最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

WBCではキューバ代表として出場し、マイアミ開催の準決勝進出に貢献。準決勝敗退後はキューバに一時帰国したが、来日せず現地メディアでは亡命の可能性が報じられた。今月上旬にはロドリゲスがドミニカ共和国でトレーニングを行う映像がフランシス・ロメロ記者のツイッターで公開された。