オリックスが惜しくも2点目を取りそこねた。

ロッテ佐々木朗希投手(21)の無失点記録を止めた初回に続き、2回も2安打を集中して2死一、二塁のチャンスを作った。

早くも2打席目の1番紅林弘太郎内野手(21)はフォークに空振り三振したが、捕手が後逸しており、紅林は一塁に走った。捕手からの一塁送球が紅林の体に当たり、ファウルグラウンドに転がる間に二塁走者がホームを駆け抜けた。

だが、球審は紅林が本来の走路の内側を走り、捕手の送球を邪魔したと判断。場内アナウンスで「守備妨害がありました。打者走者アウトでチェンジです」と説明した。オリックス中嶋聡監督(53)からの抗議はなかった。