オリックス森友哉捕手(27)が、日本球界最速の死球を喰らった。7回2死二塁の第4打席、ロッテ佐々木朗希投手(21)のレギュラーシーズン日本人最速となる165キロが、右足を直撃した。もんどり打って倒れた森は1人では歩けず、肩を抱かれてベンチに帰った。絶望的な雰囲気が漂ったが、治療ののち、やや痛そうな顔をしながら一塁へ。佐々木朗も帽子を取って頭を下げた。「歴史的死球」をものともしない姿に、場内から大歓声が上がった。

SNSでは、鉄人ぶりを披露した「森友哉」がトレンド入り。「無事で何より」「森友哉スーパーマンなん?」「体強すぎる」とのコメントのほか、WBCで佐々木朗がチェコ選手へ死球を与え、翌日にお菓子を持参して謝罪したことを引き合いに「森友哉にもコアラのマーチの差し入れを」との声も挙がった。