DeNAが、宮崎敏郎内野手(34)のサヨナラ本塁打で勝ち、両リーグ最速で貯金を2ケタ10に乗せた。

同点の9回無死、先頭で打席に立ち、広島松本の1ボールからの2球目の速球を右翼席に運び、劇的な勝利を飾った。

三浦大輔監督(49)は「打席に入る前に、塁に出るか、ホームランを打つか、どっちか選べと言って、送り出したんですけどね。まさか、本当に打つとはね。ナイスバッティングです。本当に勝負強いです」と称賛した。

▼DeNAが今季2度目のサヨナラ勝ちで貯金を10に増やした。DeNAにとって26試合目で貯金10到達は96年20試合目(15勝5敗)73年24試合目(16勝6敗2分け)に次いで3番目のハイペース。セ・リーグ貯金10一番乗りは15年以来6度目となり、両リーグ貯金10一番乗りは96、15年に次いで3度目。最終的に96年は借金20の5位、15年は借金18の6位と息切れしたが、今年はどうか。

▽DeNA桑原(5回に今季2号ソロ)「追い込まれていたので、コンパクトなスイングを心がけ、うまく反応して捉えることができました」

▽DeNA大和(5回に代打で同点打)「健大(石田)に代わっての打席だったので、何としても同点に追いつくんだと強い気持ちを持って、打席へ向かった」

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