阪神が3連勝を飾り、貯金を今季初の「5」に増やした。4番大山悠輔内野手(28)が初回に先制の3号2ランを放ち、佐藤輝明内野手(24)が3回に4号2ラン。さらにこの日1軍に昇格した新助っ人ヨハン・ミエセス外野手(27)が6回に来日1号ソロを放ち、今季初の1試合3発で快勝。投げては大竹耕太郎投手(27)が7回無失点の快投でハーラー単独トップの4勝目を手にした。
岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-大山が先制アーチで流れが
「えっ、なあ。勢いつけたよなあ」
-ここにきて調子が上がっている
「うーん、なあ。なんか打つ雰囲気があるもんなあ」
-2アウトからの得点はチームに勢いがつく
「そうやなあ。ちょっと1、2番があんまり出えへんからなあ。調子悪いけど。なあ、そこからでもチャンス作れるからなあ」
-4、5番が打ってくれると
「うん、まあ、そら、あのへんは得点源やからなあ」
-佐藤輝もいよいよ本物というか
「いやあ、だから、もうちょっとあとの打席大事に打たなあかんわな。はっきり言って。ああいうのでな、崩れる可能性があるからな。ゲームの中で…。だからな、あんまりなボール球とか振りだしたら、またおかしくなる可能性があるから。大事にいかなあかんわな」
-大山は調子悪いときに比べて何が違うか
「いやいや、タイミングよ。タイミング、タイミング、タイミングやん。だから、ボール球でもな、見切り方がええよな、やっぱりな。見送り方というかな」
-昨日は初球で、今日はファーストスイングで2安打。ミスショットが少ない
「そうやな、多分、甘いボールを一発で仕留めてるんやろな。厳しいところ来たらそんなに打てへんけどな、そういうときはボール球とか、そういうのだけ気をつけなあかんな」
-ミエセスはいきなり本塁打
「おーん、なあ、最初はちょっと力んでもうて、前でホームラン打つから余計にお前なあ。練習の時からちょっとお前、なんか気合入り過ぎやから(笑い)。あんまり気合いれるな言うたんやけど」
-守備でもいいプレーが
「おお、なあ」
-流れを引き寄せるいいプレー
「おーん、やっぱり一生懸命するからな、チームにとっては絶対雰囲気的にも良くなるよな、ああいうプレーするとな」
-つらいこともあったし、これきっかけに本人のリズムも上がっていけば
「いやいや、不幸はな、そんなん想定外やったけどな。まあ最初だから交流戦までな、ちょっと日本のピッチャーに慣れてっていうのもあってな、そないして下でスタートしたんやけど、ちょうどいい機会というかな、そういうタイミングがちょうどあったから。あの1発はやっぱりな、本人もうれしいやろうけど、チームにとってもな、大きい1発よなやっぱりな」
-大竹も相変わらず
「そうやなあ。まあ初回でもなあ、あそこうまいこといったよな、あそこで1点でも取られとったら嫌な感じやったけど、やっぱ落ち着いてるからな、ランナー出てもな」
-7回100球手前で代えたのは
「いやもうあそこで代えるつもりやったよ、5、6回いって、あと1イニングやなと。打順も回ってくるかも分からんかったからな、あそこまで投げられたら、他のピッチャーもブルペンにおるからなあ」
-4戦4勝。ここまでの活躍は想像していたか
「いや、してないよ、そんなん。してるわけないやん、ここまでは。ある程度投げると思ったから、だから開幕ローテーションに入れたんやけど、ここまでとはなあ」
-4勝は単独トップ
「まだまだ勝つんちゃうか、これ」
-貯金は最多5
「ああそう。そんな気にしてないよ、なんぼとか。まあ、1つ1つやからな。だからそんなん、今は気にするあれじゃないよ」