球団記録の開幕6戦6勝に挑戦した阪神大竹耕太郎投手(27)が、7回6安打無失点の好投を見せるも、勝ち投手の権利がないまま降板した。

勝てば37年秋に御園生が記録した開幕6戦6勝の球団記録に並ぶところだったが偉業を逃した。

「正直、そこまで調子は良くなかったです。その中で何ができるか考えながら投げることができました。今日で言うと、いつもと風が逆だったので長打をケアして丁寧に投げることだったり、少し間合いを変えてみたり工夫して投げることができたと思います。あとはしっかりベンチから応援します」とコメントした。

最大のピンチは7回2死一、二塁。投手森下を打席に迎えても冷静だった。3球全てチェンジアップ。打ち気にはやる森下をかわし、二ゴロに仕留めた。

無失点投球を続けたが、打線の援護がなかった。両軍0-0のまま、8回からは2番手岩貞にバトンタッチした。

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