日本ハムが痛恨の逆転負けを喫した。新庄剛志監督(51)は「ファンのみんなに、あんなプレーを見せるのは恥ずかしい。それをさせられてない監督、コーチが一番悪い」と試合後に静かに語った。

痛恨のプレーは1点リードの8回に起きた。7回まで111球を投げていた先発伊藤が続投し、先頭打者のフランコの打球は遊撃と左翼間への打ち取った飛球となったが、左翼矢沢と、この回から途中出場していた遊撃上川畑が“お見合い”。お互いに落下点に入れず、打球はポトリと落ちて安打となった。そして、続く浅村に伊藤は逆転8号2ランを被弾した。

そのまま試合は終了。新庄監督は「何か起こる前に、こういうことに気を付けなさいよっていう教えが、まだ足りてない。そりゃあれだけミスしたら、ピッチャーもテンション下がりますよ。(伊藤には)申し訳ないことしましたね」と振り返った。

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