阪神青柳晃洋投手(29)が、2軍再調整後の初先発で8回4安打1失点と好投した。19日の広島戦(甲子園)で5回7失点と打ち込まれ、翌20日に出場選手登録を抹消。中11日を空けて臨んだ一戦で、140キロ台中盤の直球にツーシーム、カットボール、スライダー、カーブ、シンカーなど多彩な変化球を駆使し、球数は85球だった。

初回は1死から樋口に四球を許すも、難なく無失点。2回以降は早いカウントで仕掛けてくる中日打線に対し、持ち前の打たせて取る投球で凡打の山を築き、7回1死まで無安打無失点と圧倒。その後後藤、福田、アルモンテに3連打を浴びて1点を失ったが、後続を断ち最少失点に抑えた。8回は1死から山浅に右前打を許したが、危なげなく無失点で切り抜け、マウンドを降りた。