巨人育成の京本真投手(19)が4回2安打無失点と好投した。

5回から2番手で登板。最速は149キロを計測し、得意のチェンジアップでタイミングを外した。8回2死二、三塁のピンチは気合を入れ直した。フルカウントから西武斎藤誠への8球目。リリースの瞬間、「おりゃ」と声を出し、外角低めの144キロ直球で見逃し三振に仕留めた。「ベストボールだった。バッターと100%の勝負をできた。これからの1つ自信になりました」とピンチで底力を示し、自信を積み上げた。

キャンプで右肩に違和感が出て、開幕はリハビリ班で迎えた。その間にフィジカル強化に励み、体は一回り大きくなり、直球の力強さが増した。これまでイースタン・リーグでは4試合で14回を投げ、防御率1・93の成績を残している。「もちろん目指すところは1軍。2年目だからとか関係なく、中継ぎでも先発でも、どこでも。呼ばれた時にいける準備はしておきたい」と支配下登録に向け、アピールを続けていく。

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