全日本大学選手権の準決勝を明日10日に控え、明大(東京6大学)は9日、休養日も自校の室内練習場で約2時間半、練習を行った。

アップから始まり、ノック、バッティングのメニューをこなし、上田希由翔主将(4年=愛知産大三河)は「雨が降っている中で、なかなか思うような練習はできなかったんですけど、限られた中でも最大限の準備をしようと思っていました」と話した。

準決勝の相手は白鴎大(関甲新)だ。上田は「攻撃力があるチームと思いますし、いいピッチャーもそろっている」と印象を口にし、「20時にデータミーティングがあるので、もう1回いろいろ整理できるようにしたいです」と、最善の準備をする。

ここまで2試合で、打線は15安打12得点。投手陣は無失点と、投打にかみ合い勝利につなげている。「点を取られずにきましたが、そう思うようにはいかないと思いますし、明日はしっかり明治の野球をしたい」と、足元をしっかり見つめる。「明治の野球はたくさん点を取るというよりかは守り勝つ。相手に流れをつくらせないようにしたいです」。原点回帰で19年以来の優勝を目指す。