巨人が逆転負けで5月30日以来今季3度目の4連敗を喫し、6月9日以来、約1カ月半ぶりの借金生活に突入した。2ケタ失点は6月4日の交流戦日本ハム戦以来、今季4度目となった。

幸先よく先制した。秋広が1回2死、ヤクルト高橋の真ん中直球を強く振り抜き右中間への7号ソロ。「打てる球を積極的に打ちにいこうと思っていました。先制できて良かったです」と口火を切った。

4回1死からは、この日1軍に昇格したウォーカーが右中間を破る三塁打を放つと、続く大城卓の中犠飛で2点のリードを得た。しかし、直近4試合で計4得点で4連敗と苦しむ打線の勢いはそこまで。逆転を許した後、7回1死に吉川が2戦連発となる4号ソロで反撃するも万事休す。11日広島戦(東京ドーム)の7回に梶谷が放った適時打以来、39イニング連続で適時打なしを継続となった。

投手陣も先制点を守り切れなかった。3回まで無安打に抑えていた先発メンデスが4回につかまった。4回3安打4失点で2番手田中千に託すも、1死から2連続四球と4連打で一挙5失点。9回にも内山の犠飛で1点を失い、大量リードを奪われたまま、あえなく敗戦となった。

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