試合前に野球殿堂入り表彰が行われた。今年1月に殿堂入りした3人で、プレーヤー表彰の前DeNA監督アレックス・ラミレス氏(48)、エキスパート表彰の元阪神ランディ・バース氏(69)、特別表彰の「闘魂こめて」や「六甲おろし」などを手がけた作曲家、古関裕而氏(故人)の長男・正裕氏が登場した。

あいさつしたバース氏の口から出たのは、阪神のチームメートたちの名前だった。

「まず最初に殿堂入りをすることができて、本当に感謝しています。そして、阪神タイガースの球団が私に日本でプレーする機会を与えてくれて、全てが始まりました。本当に感謝しています。そして、阪神のチームメート、掛布さん、真弓さん、岡田さん、そして川藤さん、よくしてくれて、いい経験をすることができました。阪神のみで6年間プレーできましたが、いい体験ができました。全ての野球ファンの皆さま、殿堂入りできたおは皆さまのおかげです。本当にありがとうございました」

温かい拍手に包まれた。