全セの阪神中野拓夢内野手(27)が、2試合連続安打で存在感を出した。7回表の守備から途中出場。8回に西武平良から左前打を放った。

前日19日の第1戦では、球宴通算10打席目で初安打をマーク。22日から始まる後半戦へはずみをつけた。「打てれば良いかなくらいの感じだったので、とりあえずけがなく、楽しくやるのを大事にしたかったので、その結果ヒットが出たのは良かったと思います」と笑顔でうなずいた。

2日間を通し、広島秋山に打撃について質問するタイミングもあった。「内容は、どうとは言えませんが、自分自身いろいろ試しながらやっていければ」。リーグ屈指のヒットマンから得た球宴土産を手に、チームのV戦線を引っ張る。