ソフトバンクが泥沼の10連敗を喫した。南海時代の85年以来、38年ぶり。引き分けを挟まない10連敗は球団史上初の屈辱。前半戦を9連敗で終え、球宴後のリスタートとなる後半戦初戦も負けた。

0-3の4回に無死満塁の絶好機を作りながら、5番牧原大の犠飛のみ。1死一、二塁で6番栗原が遊併に倒れた。5回にも1死満塁としながら2番三森が投併。拙攻が続いた。藤本博史監督(59)は「あと1本というところが、なかなかね。得点圏で積極的にいってくれたらいいんだけどね、なかなか得点圏で追い込まれる形になる。ノーアウト満塁とワンアウト満塁。そこで得点できるかできないか、1点しかできなかったというところがね」と振り返った。

直近9試合で2得点以下と貧打が続く。藤本監督は「チャンスは作ってるけど得点圏の打率が低いっていうところやね。いつもいうように相手もいることやけど、そこを切り開いていかないと」と話した。

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