最下位の中日は先発柳裕也投手(29)が4回途中3失点で降板。打線もヤクルト先発小沢に6回まで3安打と苦しみ、連勝が2で止まった。

柳は1回2死満塁から川端に二塁内野安打を許して1点献上。2回には宮本に適時二塁を浴び、4回1死三塁から山田に左前適時打された。立ち上がりから制球に苦しみ、3回1/3で7安打4四球と修正できないままマウンドを降りた。これで本拠地登板5連敗、今季8敗目(3勝)を喫した選手会長は「初回からチームの雰囲気を壊すような投球をしました。最初から最後まで修正できませんでした」とうなだれた。

5位ヤクルトとの3連戦3連勝を逃した立浪和義監督(53)は柳について「先に点を与えてはいけないということは分かるけど、四球、四球で点を取られるケースが多い。思い切っていかないと。そこは反省してほしい」と心理面を指摘。小沢に苦しんだ打線については「狙い球が絞れてなかった」と渋い表情を浮かべた。借金は20に戻り、5位とのゲーム差は2・5ゲーム差に広がった。

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