“神スイング”で知られるタレントの稲村亜美(27)が、マツダスタジアムで始球式を務めた。

NPB11球団目となる始球式から背番号11のカープユニホームを着用して臨んだが、マウンド前方にたたきつけて捕手左に弾む暴投となった。球速は目標としていた98キロを計測するも「マツダスタジアムに入った瞬間に泣きそうになっちゃって。悔しさと感動、半々くらいで泣けますね」と、複雑な思いからうっすら涙を浮かべた。

残るは巨人主催試合の1球団のみ。「久々の1軍登板? やっぱりいいですね。1球にかけるという、私の特殊な地位を少しは築けたのかなと。今回のピッチングでは(巨人に)頼み込めないと思うので、特訓して。今シーズン中は難しいかもしれないですけど、今シーズン中に投げる機会があれば、全力で肩をつくって出直したいと思います」。12球団制覇に意欲を示した。

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