阪神が中日を逆転で下し、京セラドーム大阪8連勝で球団初の同球場シーズン全勝を達成した。

先手を取ったのは、前日22日に続いて中日。2回に1点を先制された。さらに4回、先頭の木下拓哉捕手(31)に3号ソロが飛び出し、差は2点に開いた。

阪神は中盤から反撃開始。4回裏に佐藤輝明内野手(24)が右翼へ14号ソロ。1点差に迫り、5回には敵失から好機が生まれた。無死一塁で大山悠輔内野手(28)の打球を処理した先発の小笠原慎之介投手(25)が、二塁へ悪送球。一、二塁ともにセーフとなり、1死一、三塁から佐藤輝が右前へ同点打。なおも1死満塁と好機は続き、木浪聖也内野手(29)が左翼へ犠飛を放って3-2と勝ち越した。

6回には先頭の近本光司外野手(28)が7号ソロを放ち、小笠原をKO。終盤は継投で中日の反撃を封じた。2カード連続勝ち越しで、対中日は4年連続勝ち越しとなった。