巨人横川凱投手が悔しそうにベンチをたたいた。

1点リードの5回、四球と内野安打で無死一、二塁としたところで降板。「先頭バッターだったり、1球目だったり、そういうところに気を付けていかないと、流れも向こうに行っちゃうと思うので、気を付けていきたい」と臨んだ先発マウンド。警戒していた先頭打者から初回は安打を許し、2回には先制アーチを浴びるなど、結果を残せないままマウンドを降りた。

中継ぎから再び配置転換され、先発として4試合連続登板しながら、またしても白星から見放された。前回登板の19日広島戦でも5回途中3失点で5敗目。「どうしても変化球に頼ってしまっている自分もいたので、真っすぐをテーマに置いて、しっかりと強くゾーン内に投げ込めるようにしたい」と直球に軸足を置くも、5回途中6安打4失点4四死球と不安定な投球内容となった。