応援合戦も繰り広げられる。大学日本代表の応援は東京6大学応援団連盟を代表し、東大、早大、慶大、明大が務める。1回は慶大、2回は明大というように、イニングごとに各大学の応援歌とチャンスパターンメドレーが右翼スタンドに設けられた応援席エリアで披露される。5回のグラウンド整備中には、桑田佳祐のヒット曲、「波乗りジョニー」に合わせて約40人のチアリーダーのダンスも予定されている。

高校日本代表の応援は「美爆音」として知られる習志野(千葉)の吹奏楽部が担当する。東京6大学応援団連盟副委員長の慶大・村上圭吾さん(4年)は「音量だとか若さは高校にお任せします。我々は『何のために、何に向けて応援するか』という応援の本質を考えてきた。観客席を盛り上げたい」と額に大粒の汗を流しながら話した。試合中は学生服を着たリーダー部員が一般観客席に出ることが可能。観客を巻き込んで一体感のある応援を目指す。

村上さんは慶応高出身。母校が全国制覇を果たした夏の甲子園にも応援に駆けつけた。高校日本代表には慶応の丸田湊斗外野手(3年)が在籍しており、「相手ながら頑張って欲しいなと…来年慶大の選手になってくれるのが楽しみです」と苦笑いも見せた。大学生と高校生による対照的な応援合戦にも注目だ。【黒須亮】

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