西武山田陽翔投手(19)がリーグ初戦に先発し、7回3安打無失点で存在感を見せた。
初回こそ「球が少し浮いていたんですけど」というものの、直球での奪三振も含む3者凡退に。その後は「徐々に、という感じで最後は自分の理想的な投球になっていたので」と満足そう。「イニングと同じだけ取れたので良かったです」と、フォークなども交えての7回7奪三振に手応えを口にした。
近江(滋賀)時代に高校球界をわかせたスター投手は、昨秋ドラフト5位で西武入り。背中などを痛めた時期もあり、実戦登板は限られ、肉体強化が中心となった。それだけに「シーズンは終わってしまったんですけど、自分らしい投球ができたので」とこの日の投球はうれしそう。直球は140キロ台中盤止まりだったものの、7回82球と球数も少ないマウンドさばきに成功した。
プロ球界では小柄な部類となるものの、力強い球には首脳陣も期待する。「これがプロ野球だなというのを感じたすごくいい1年だったと同時に、いろいろなことを経験させてもらって。また来年にこの1年間をつなげていきたいなと思います」。さらなる力強さを追求しながら、研さんの秋を過ごす。【金子真仁】



