東洋大は中大に敗れ、リーグ戦最終カードを1勝2敗で落とした。井上大監督(50)は「力が無いのを痛感しました。勝ち点3とれないのは1部にいる意味がないというか、まだその力を持っていない」と話した。

中1日で先発したドラフト上位候補の最速158キロ左腕、細野晴希投手(4年=東亜学園)は制球が定まらず、2回3安打3四死球2失点、暴投1で降板。井上監督は「結果は残念ではありますけど、使っているのは僕なので、すべて僕の責任です」と背負った。

東洋大は今春に2部で優勝して1部に昇格。今秋は開幕カードから勝ち点を2つ連続で取ったが、そこから青学大、国学院大と4連敗。主将の水谷祥平外野手(4年=龍谷大平安)は、「負ける野球をしている。ミスした方が負けるっていうのはあらためて1部で実感して、勝つ難しさを思い知らされた」と悔やんだ。

第2試合の亜大-国学院大で亜大が勝てば、東洋大の最下位が決まる。