中日高橋周平内野手(29)が21日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、現状維持の6750万円でサインした。昨年国内FA権を取得し、2年契約を結んでいたことによる現状維持だった。

今季は86試合に出場、0本塁打、14打点、打率2割1分5厘。定位置だった三塁を石川昂に奪われた格好で、先発出場も34試合止まりで、代打や守備固めの起用も目立った。「思い描いていたシーズンではなかった。何かしたかな? という感じ」。21年に正三塁手として134試合に出場したギャップに首をかしげた。

毎年1月に参加していた大島の自主トレからの卒業も公表。10月からはフリーで調整を続けた。「1年間出るためにいい準備はできている。これまでは1月はウエートトレだけだったが、野球の動きも取り入れる」。来年2月のキャンプインから全開アピールで、元キャプテンが完全復活をにらんだ。

【関連記事】中日ニュース一覧