オリックス阿部翔太投手(31)が4日、大阪市内の球団施設で契約交渉に臨み、2000万円アップの年俸6000万円でサインした。「3年でここまで来られるとは思わなかった。これもいろいろな方々のサポートがあったからです」と頭を下げた。

防御率0点台だった前年より数字は落ちたが、キャリア最多の49試合、同24ホールドポイント。今年もブルペンを支えた。

巨人に移籍する近藤大亮投手(32)の背番号「20」を受け継ぐことも発表されている。

「45番も愛着があって、変えるつもりはなかったんですが、大亮さんに『つけろよ』と言っていただいた。いい番号なので恥じない結果を残したい。50試合は投げて、防御率も1点台に抑えて、4連覇に貢献したい」と自覚を示した。

28歳でドラフト指名を受けた元オールドルーキー。今年も社会人出身の3投手が入団してくる。「僕は1年目で失敗してしまった。即戦力と思うと、どうしても焦りが出てくる。プロでもまだまだ成長してやろうという気持ちを持ってやることが成功への近道と思う」。経験談をもとに、サポートを惜しまないつもりだ。

(金額は推定)

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