東京6大学の慶大は24日、神奈川・横浜市内のグラウンドで今年の練習納めを行った。

今秋にリーグ優勝、明治神宮大会制覇を導いたエースの外丸東真(あづま)投手(2年=前橋育英)が充実の今季を総括した。

春秋通して防御率は1点台。秋はリーグ最多の64回1/3を投げ、初のベストナインにも選出された。「1年生の時よりも第1戦で投げさせてもらえて、登板機会も増えて、日本一になることもできましたし、メンタル技術と共に大きく成長できた1年でした」と笑顔で振り返った。

全国の舞台でも、エースの活躍を見せた。明治神宮大会決勝では、東都大学リーグ2連覇の青学大を完封。大会後は「肘は休めています」とブルペンには入らず、ランニングやキャッチボールのメニューをこなしている。

今月1~3日に開催された侍ジャパン大学日本代表候補合宿(愛媛・松山)のメンバーには選出されなかった。「そうですね。いろんなレベルの高い選手から吸収したかった思いはありますけど、来春のシーズン終わってからの代表合宿に呼ばれるように頑張りたいと思います」と、次回の侍ジャパン入りに意欲を示した。