開幕ローテーション入りを狙うDeNA石田健大投手(30)が、3回3安打1失点と粘投した。2月は鹿児島・奄美のB班でキャンプを過ごしたため、1軍で初実戦登板。1回はいずれも直球でオリックスの太田、西川、紅林を内野ゴロに打ち取った。

上々の立ち上がりも2回に捕まった。森、頓宮、中川に3連打を浴びて1失点。それでも無死二、三塁からトーマスを空振り三振、杉本を二飛、太田を右飛に仕留めて最少失点で切り抜けた。「思ったより力んじゃった部分はありますけど、2イニング目、ヒットが出てから慎重になってしまう部分が自分の良くないときかなと」と振り返った。

昨季は開幕投手を務め、オフにはFA権を行使するも残留を決断した左腕は「ファンの方が見ている目は去年の僕とは多少違う目で見られている意識はある。どれだけ結果を残していけるかかなと思います」と引き締めた。

【関連記事】DeNAニュース一覧