21年東京五輪以来の日本代表となる西武平良海馬投手(24)が、2回2安打無失点で先発としての仕事を果たした。

1回1死から2番マレク・フルプ(25=チェコ)に四球を与えるも、3番アレックス・リディ(35=イタリア)を右飛、4番マルティン・チェルベンカ(31=チェコ)を三ゴロに打ち取り無失点。

2回は踏ん張った。先頭の5番ユレミ・プロファー(28=オランダ)に右前打、6番ダニエル・ヒメネス(27=スペイン)に左前打と連打され無死一、二塁。しかし続く7番アルベルト・ミネオ(29=イタリア)に変化球を打たせ二併打、2死三塁からエディソン・バレリオ(29=スペイン)を中飛とし、得点を許さなかった。

最速は155キロ。昨季から先発に転向した右腕は、日本代表のユニホームを着用してのマウンドに「打球を飛ばされましたが、自分としてはまずまずのピッチングでした。相手のスイングも強くて、いいバッターだなと思いました。点を取られなくてよかったです」とコメントした。

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