阪神西勇輝投手が順調な調整を見せた。ウエスタン・リーグの広島戦(鳴尾浜)に先発し、5回5安打1失点。フォークを多投した初回こそ失点したが、2回以降はテンポ良くアウトを積み重ねた。「今は不安が全くない。全然感覚的に悪くない」と現状では合格点だった。

5イニングはすべて違うテーマで投球。左打者の内角、変化球中心などパターンを変えていった。「1イニングごとでやりたいことを決めないと。これが大事な練習になる。今日はテーマを持ってやったので、それができて良かった」と納得の表情で振り返った。

前回から中8日での登板だが「僕が一番流動的。水曜日で投げるか金曜日で投げるかっていう感じ。その中ではいいんじゃないかと思います」と問題なしを強調した。4月4日DeNA戦(京セラドーム大阪)の先発が見込まれる。西勇の順調ぶりはチームにとって開幕への安心材料だ。【林亮佑】

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