開幕ローテ入りが確実視されるヤクルト先発の吉村貢司郎投手が課題を残した。

毎回走者を背負う展開で、5回5安打1失点。球数も84球を要した。テーマに掲げる直球で三振を奪い、カーブの手応えも感じつつ「連打を食らった場面もあったんでしっかり3人で切り抜けられるようにしたい」と先を見据えた。「まだ全然無駄なボール球もあったんで、そこらへんはもう少しちゃんと投げていかなきゃいけないなっていう風に思います」と反省の言葉を並べた。

高津監督も「球数がかかっちゃうので、そういうところを修正していかないと、長いイニングを投げていこうと思ったら、無駄球というとあれですけど、そういうのを少なくしていかなきゃ」と課題を突きつけた。「2、3文句をつけたいところはありますけれども(笑い)。あそこまで投げたんでね、まずまずかな」。今後は「次も中6日で」と、次回は23日西武戦(ベルーナドーム)で開幕前、最後の登板を見極める。「基本的にはこのまま」と中6日で回す方針。現状で開幕投手の筆頭候補に挙がるサイスニードに次ぐ、2戦目での起用となりそうだ。

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