プロ19年目のヤクルト川端慎吾内野手(36)が、今季初めて1軍に合流した。試合前練習後に取材に応じ「ここまでケガなく来られているので順調かなと思います」と話した。

春季キャンプから2軍で調整を進めてきた。16日のイースタン・リーグ開幕戦のオイシックス(戸田)は4打数2安打、17日の同戦では4打数1安打2打点と好調をアピールしていた。

「今やっと十何打席立たせてもらって、まだちょっと自分の中で、もうちょっとこうしたいな、ああしたいなっていう課題というか、そういうのはちょっとまだある。こっちでしっかり練習して、その辺をしっかり修正していければいいなと思っています」

追い込まれてからの対応、センター、逆方向へ打ち返すためのポイントの修正など、明確な課題をつぶしていく。

24年も「代打の神様」として期待される。「例年通り、同じようなルーティンというか、同じような感じでやってきましたね。量もしっかり振れました。あとは実戦の感覚だけかな」。感覚を研ぎ澄ませていく。