ヤクルト守護神候補の田口麗斗投手(28)が、久しぶりの1軍マウンドに上がった。

4点を追う7回から登板。先頭を1球で右飛に片付けてから、四球を与えたが、打たせて取る投球で1回無安打無失点に抑えた。キャンプ中に左ふくらはぎ痛を負い、2軍調整を続け、この日から1軍合流。「まだ呼んでもらったばっかりなので、結果を出してちゃんとポジションをつかめるように頑張ります」とアピールを続ける。

リハビリ中は、高津監督から連絡もあった。「プロ野球選手である以上は1軍でやらないと全く意味がないですし、2軍でどんな成績を残してもお金にならないので、ちゃんと1軍で結果を残してやるしかないなと思っています」とうなずいた。「スタート地点に立ったというような感じではやりたくないですけど、しっかりとここで体を治して、戻って来られたというのは大きいことなので、ここからパフォーマンスを上げてやって、頑張りたいなと思います」。開幕まで残り約1週間の中で、守護神の座を取り戻す。

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