阪神が乱打戦を制し2ケタ得点で、13日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来のオープン戦2勝目を挙げた。

先発は昨季リーグMVPを獲得した阪神村上頌樹投手(25)だったが、5回11安打8失点とまさかの大炎上。無四球で5奪三振も2被弾などで大量失点を喫し、92球を要しマウンドを降りた。村上の2桁被安打は1、2軍の公式戦ではなく、失点も自己ワーストとなった。

ソフトバンクペースかと思いきや、打線が奮起した。3回に森下翔太外野手(23)の左前適時打で1点を返すと、4回には佐藤輝明内野手(25)が2月23日巨人戦(那覇)以来となる2号ソロを放つと、5回も小野寺、ノイジーの適時打で2得点。そして4-8で迎えた6回2死一、三塁から、森下が左翼へ今年初本塁打となる3ランを放ち1点差に追いついた。

打線はつながりを見せ、7回2死満塁で前川が押し出し四球を選んで同点に追いつくと、8回1死三塁からノイジーの二ゴロの間に勝ち越し、続く坂本の中犠飛で2点差とした。

この日は佐藤輝が4安打を放ち2戦連続の猛打賞。あと三塁打がでればサイクル安打の活躍ぶりだった。森下も4打数3安打と打ちまくり、打率は3割台に乗った。

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