ソフトバンク有原航平投手(31)が、開幕万全をアピールした。ホームでの広島戦に先発し、5回59球で1安打無失点。5三振を奪う完璧な内容で、オープン戦ラスト登板を締めた。

「しっかり5回を投げられたのでよかった。本当にいい調整ができたと思う」と満足そうに振り返った。日本ハム時代の20年以来、4年ぶり3度目となる開幕投手の大役。「1球1球、粘り強くチームのために投げたいと思います」と早くも気持ちを高ぶらせた。

前回15日の西武戦(ペイペイドーム)は体調不良もあって4回50球で降板。3試合連続複数失点となったが、中6日でコンディションを整え、開幕前の最終登板でベンチを納得させた。 立ち上がりから配球にも変化をつけた。29日のオリックスとの開幕戦を想定。全球種を試しながらテンポ良く打者を抑えた。「(相手は)去年優勝していますし、抑えていけるように考えて投げていきたい」と引き締めていた。

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