開幕投手を務めた楽天早川隆久投手(25)が、2連勝を逃した。今季4度目のマウンドに上がり、7回107球、8安打5失点。「見て分かる通り、こういう結果なので、次回登板はいろいろ変わってくるかなと思います」と振り返った。

初回、1死走者なしで岸に148キロ直球を捉えられて先制ソロを被弾。2死からアギラーに四球を与えると、中村剛の二塁打と佐藤龍の左前打で、さらに2点を失った。3回無死一、二塁からはアギラーに適時打。なおも1死満塁から山村に右犠飛を許して突き放された。

この日は太田とのバッテリーで試合開始を迎えたが、3回までに5失点と出ばなをくじかれた。4回からは捕手が同学年の石原に交代。「テンポも良くなりましたし、石原とはバッテリーを組んでない試合でも話をするので、彼は自分の投げたいボールだったり、どういう配球をしたいって分かってくれてるので、そこは彪の強みかなと思います」。それ以降は不運な形で安打を許す場面があったが、無失点にしのいだ。

5失点の早川について、今江監督は「彼は投げてもらわないといけないピッチャー」と話した上で「何かをつかんで、次のゲームをしっかりやってほしいという意味でキャッチャーを代えました」と、あえて7回まで続投させた。4回以降は立ち直り「明らかにテンポ良かったっすよね。それを太田が見てどう感じてるかだと思いますけども」と話した。