ドラフト5位の日本ハム山県秀内野手(22=早大)がいきなり“秘技”を繰り出した。4日、国頭で行われた紅白戦で紅組の1番遊撃でスタメン出場。「かなり緊張して足が動かなくて納得いかない内容だった」という12球団の新人一番乗りの実戦デビュー。見せ場は2回1死一塁での守備だった。
進藤が放った球足の速いゴロが遊撃へ。うまく捕球できずに体に当たった打球は二塁ベースへ向かって転がり、ベースカバーに入った細川が拾い上げて2死。さらに一塁へ転送して併殺が完成した。山県は苦笑いでベンチへ引き揚げた。
新庄監督は試合後に「今日の打球、難しかったけど、あれは“わざと”でしょ。テクニックじゃないの?」とニヤリとしたが、それを伝え聞いた山県は「…そうですね、そういうテクニックです。(捕球時に)あっち(二塁ベース方向)に体を向けているので転がっていく。ミスした時に、あっちに転がっていくように意識はしていたので、テクニックですね」と笑顔で“秘技”の説明をした。
打撃では2打数無安打も「いい角度で打球が飛んでいったので、そこはプラスに捉えて」と手応えは上々。“ノーミス”の守備では「準備不足を感じた試合でした」と反省も、持ち前の守備力の高さをしっかりと発揮した。【木下大輔】



