日本ハム新庄剛志監督(53)が8日、今季の「1、2番ツープラトン構想」を明確に打ち出した。

沖縄・名護キャンプで行った紅白戦。1、2番に紅組は「五十幡、矢沢」、白組は「水谷、松本剛」のコンビを並べた。

試合後に指揮官は「面白くないですか?」と話を切り出した。「『五十幡君、矢沢君』、『水谷君、松本君』。試合によって、そのペアでやっていこうと思っています」。相手の先発投手に応じて、最も効果的な1、2番コンビを起用する“セットプラン”だ。

新庄監督は各ペアリングのコンセプトも説明した。「五十幡君、矢沢君」コンビの場合は「足でかき回す1、2番」。ともにチーム内にとどまらず、球界でも屈指の超俊足。出塁するだけでプレッシャーも与えられる1、2番だ。

「水谷君、松本君」コンビの場合は「長打と単打で塁をためる」。水谷は昨季の長打率が4割4分3厘でレイエス、清宮幸に続いてチーム3位。松本剛は22年首位打者で何でもできるだけに、2人で得点を生み出せる破壊力もある。

この日は、それぞれ初回の攻撃で先頭打者の五十幡、水谷が安打で出塁し、二盗に成功。ただ、狙い通りに2番がチャンス拡大とはならなかった。新庄監督は「(五十幡の二盗は)初球に行ってほしかったね」「(水谷の二盗後に)松本君が右方向にゴロで進めて犠牲フライで1点取ってくれたら一番いい点の取り方だったかな」と振り返りながら「これが、どうなっていくか」。各ペアの完成度が開幕までに高まることを期待した。【木下大輔】

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