楽天浅村栄斗内野手(34)が、平成生まれ初の通算2000安打まで残り3本に迫った。ロッテ戦に「7番DH」でフル出場。5回の右前適時打含む4打数3安打1打点で今季3度目の猛打賞を記録し、チームを2連勝に導いた。一時は自己ワーストを更新する35打席連続無安打と低迷したが、再びペースアップして大記録を射程圏内に捉えた。

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浅村が大記録に向けて一気に加速した。3-0の5回無死二、三塁、ロッテ広畑の内角低めの落ち球をすくった。「犠牲フライでもいいぐらいの感覚で、あんまり長打は意識せずにしっかりヒット、点が入るように。そういう気持ちでいきました」。右前に落とすダメ押しの適時打となり、盛り上がる三塁側ベンチへ向けて右手を突き上げた。

2回に右前打、4回に左翼線二塁打を放ち、今季3度目の猛打賞。マルチ安打は実に12試合ぶりだった。一時は自己ワーストを更新する35打席連続無安打と低迷も、9日の日本ハム戦(エスコンフィールド)の第3打席に左翼線二塁打を放ちトンネルを抜けた。「ここ何試合か、北海道で1本久しぶりに出てからは気持ち的にはだいぶ楽に打席には入れている」。直近5試合で16打数6安打と当たりが戻ってきた。

7回に沢田から見逃し三振を喫し、通算1500三振に到達。浅村は「うれしくはないですけど、試合と打席を与えてもらってる結果かなと」。34歳6カ月は01年清原(巨人)の33歳9カ月に次ぐ2番目の年少記録となった。

通算2000安打は目前に迫る。球場に設置されている「ASA-METER」は「1997」となり、残り3本だ。15日ロッテ戦(東京ドーム)で一気に決める可能性もある。

「今日みたいにポンポンポンって出る時もあれば、前みたいに30何打席出ない時もやっぱりあるので、1本ずつ積み重ねて。身にしみて今年特に感じてますし、1年1年そういう気持ちによりなってるんで。2000本で終わりじゃないので、あんまり2000本、2000本と思わず、1本でも多く打てるようにと思っています」

偉業達成が迫っても、目の前の打席に集中するスタンスは変わらない。【山田愛斗】

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