ファイトだしんよ~! 楽天からドラフト1位指名を受けた花園大・藤原聡大投手(そうた、4年=水口)が期待を背負いNPBに飛び込む。入団となれば、同大学から初のプロ野球選手。野球部員や一般学生ら210人が集まった会場で祝福を受けた。SNS上では大学OBの安田大サーカス・クロちゃんからもXを通じてエールを送られた。さまざまな期待を胸に、最速156キロ右腕が勝負の世界に挑む。

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にこやかな笑顔の中にも、藤原は言葉に責任感をにじませていた。楽天からドラフト1位指名を受け、花園大からは初のプロ野球選手。野球部員や一般学生ら、210人から祝福を受けたこの日。改めて活躍に向けた決意を固めた。

「やっぱり初めてということで、『花園大学はこういう人がいるんだな』という見られ方をしてしまうと思うので。それなりの責任はあると思います。そこは気を付けていきたい」

バネのあるフォームから最速156キロを投げ込む即戦力右腕。高校3年生から投手を始め、大学時代に球速を約13キロ伸ばした。高校3年生から投手を始め、そこから球速を約13キロアップ。「自分はこの大学に来ていなかったら、プロ野球選手になることはできていなかった。いろいろなご縁に感謝しています」と感慨深げに振り返った。

思わぬ祝福もあった。この日の昼過ぎ、友人からある投稿が送られてきたという。「ファイトだしんよー!」。同大学OBの安田大サーカス・クロちゃんが自身のXで投稿したポスト。指名後にも祝福の投稿がされており、「ありがたいです」と感謝を口にした。プロの世界で有名になれば、いずれ対面する機会も…?「もしお会いできたら、はい(笑い)。ごあいさつさせていただきます」と笑って語った。

「とても雰囲気の明るいチーム」と印象を語る楽天。将来的な目標は最速160キロ投手だ。自身の活躍で「花園」の名前を日本中に広げてみせる。【波部俊之介】

◆藤原聡大(ふじわら・そうた)2003年(平15)11月20日生まれ。三重県伊賀市出身。小学1年生から阿山ブルーファイヤーズで野球を始め、中学時代は甲賀シニア。水口(滋賀)での甲子園出場はなし。目標にする選手は今井達也(西武)。好きな有名人は平井大。右投げ右打ち。身長178センチ、73キロ。50メートル走6・1秒、遠投110メートル。