巨人が接戦をもぎ取って敵地・甲子園で阪神に連勝した。1点のリードを守り切り、甲子園での伝統の一戦はこれで昨季から10試合連続で1点差ゲームとなった。

序盤から順調に滑り出した。1回、阪神先発左腕のルーカスの制球が乱れ、2者連続四球でチャンスをもらうと、1死一、二塁からボビー・ダルベック内野手(30)が虎キラーぶりを見せつける先制3号3ランを放った。過去の2本含めて3本全てを阪神戦で放っている“虎キラー”がチームに11試合ぶりの初回得点をもたらした。3回には1死一、三塁からトレイ・キャベッジ外野手(28)が左前へ適時打を放ってさらにリードを広げた。

先発の田中将大投手(37)は1回に佐藤輝に2ランを浴びて1点差まで迫られるが以降は落ち着いた投球を続けた。制球良く多彩な変化球で的を絞らせず。5回1死満塁、今季最速149キロ直球を左犠飛とされるも、続く森下をカットボールで空振り三振に奪ってみせた。6回7安打3失点、4奪三振で「何とかリードしたままマウンドを降りられた事は、良かったかなと思います」と振り返った。

7回以降は田中瑛、大勢、マルティネスが盤石リレーをつないで無失点。田中将は野茂英雄氏を超える日米通算202勝目をマークした。甲子園での阪神戦白星は楽天時代の10年5月16日以来、5814日ぶりとなった。

▼田中将が今季2勝目を挙げ、甲子園球場では楽天時代の11年4月15日オリックス戦以来の白星。甲子園球場で15年ぶり勝利は、10年木田(日本ハム)の16年に次ぎ、18年岩瀬(中日)の15年と並ぶ2位のブランク記録。木田と岩瀬はともに救援→救援での白星で、先発勝利のブランクでは51年藤村富(阪神)21年和田(ソフトバンク)の14年を上回る最長記録だ。

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