ヤクルトが不振が続いている打線を立て直すために、インストラクター的な存在として、巨人などで打撃部門のコーチを務めた伊勢孝夫氏(65)を招聘(しょうへい)することが22日、分かった。ヤクルトには15年ぶりの復帰となり、23日にも発表される。

 ヤクルトはチーム打率が12球団最低の2割3分5厘。打撃不振が13勝31敗1分けでリーグ最下位に沈んでいる最大の要因になっている。

 伊勢氏はヤクルト、近鉄などでコーチを歴任し、昨季まで韓国プロ野球SKでコーチを務めた。ヤクルトコーチ時代に楽天の野村前監督の下で理論を学び、近鉄時代のローズ(前オリックス)ら外国人選手の指導にも定評があった。

 [2010年5月22日22時39分]ソーシャルブックマーク